※しばらくアップデートしてない
igor
Ttool:膨大な測定データをパネルで管理し、どうなデータがあるか一目瞭然。演算やフィッテイングなどのデータ処理の自由度も高く、雑音データの解析も楽々。
表面弾性波の励振:Tパラメータ行列を計算することで、表面弾性波の励振に使用するIDTの特性を計算できる。IDTの繰り返し回数、基板と電極の材料、IDTの繰り返し方法を設定できます。
ボルツマン方程式:一次元のボルツマン方程式をシミュレーションできます。拡散的に伝導するnmスケールの金属ナノワイヤー中の電子のエネルギー緩和が計算できます。電子-電子散乱、電子-フォノン散乱の影響を取り入れています。
エネルギー固有値の計算:ハミルトニアンの行列を対角化して、固有値を計算します。
flexpde6
1D-3Dまでを取り扱える有限要素法に基づく偏微分方程式ソルバです。拡散方程式からナビエストークスまで、偏微分方程式ならほぼなんでも取り扱えます。私の場合は以下に示すような用途で研究に活用してきました。安価ですが、微分方程式や変数から自分で定義する必要があり、かなり面倒くさいです。COMSOLが使えるならそっちの方がおすすめです。ただ、微分方程式を定義できるため、超伝導接合の半導体モデルのシミュレーションといった明らかにCOMSOLのモジュールに用意されてない問題で遊ぶのには使えます。
単電子トランジスタのキャパシタンス計算
電流分布の計算
スピン流の緩和
空洞共振器の電磁界モードの計算
Labview
計測器の制御に使用してるオリジナルのシステムです。基本的なルールを守れば、ループを任意に追加でき、測定のログも勝手に残してくれる仕様にしました。
Nextnano
自己無頓着ポアソンディンガー方程式。2DEGのQPCの実験で使用しました。
Tina
低周波用(~数10 MHz)の電気回路(フィルターや増幅器)の設計に使用しています。無料でダウンロードでき、機能(伝達関数、静特性、過渡解析、ノイズ解析など)も充実しています。また、SPICEベースですので、ネットから市販のオペアンプなどのパラメータを無料でダウンロードでき、非常に効率よく回路の設計を行うことができます。
Ansoft
高周波(GHz帯)の電気回路のシミュレーション用